銀色温度計

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俺の名は、坂田銀時。 万事屋で働いている。 そして、もう2人仲間がいる。 志村新八に神楽…ー。 俺達はいつも平和な日常生活を送っていた。 …だが俺はそんな日常を送っていく度に、自分の心の中の欲望が、うずきだしていた。 …まったく俺はよォ。どうしようもねェ奴だ… …ーーー… そう、あれは仕事が休みだった時だ。新八が外に出かけていて、俺と神楽の2人っきりの時の事。 「ねぇ銀ちゃん!」 「あぁ?何だよ」 「銀ちゃんって…恋とかした事あるカ?」 …何だよこいついきなり…。心臓が止まりそうなんですけど!! 銀時は少し戸惑ったが、冷静に落ち着いて考えこう言った。 「…あるに決まってんだろォが。ない方がおかしいだろっ!」 ……。 「そうアルカ…」 神楽は少し思い詰めた顔だった。 …俺何か言ったか!? そう思っているうちに、神楽はソファーから立ち上がり、玄関の方向へと足を運ばせていた。 俺は、 「神楽っ…」 と呼んだが、もう遅い。 …はァ。めんどくさい事になっちまったぜ… 俺は、神楽を追いかけた。
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