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そして俺は飛び降り死んだ…?
いや生きている…
何故…
しかも此処は俺の部屋のベッドの上…
まさか夢オチか!?
周りを見渡す
零「今日は…4月5日。つまり始業式だ。で、時間は…12:00か。はっ?12:00だとぉおお!?遅刻だ!遅刻とかそういうレベルじゃない!急がなくては!」
とりあえず着替え終わる
零「ふぅ…って落ち着いてる場合じゃなかった!」
ガチャ タッタッタ
ドアを開け、きちんと鍵をかけ、駆け出す
零「着いた…」
家から学校まで近かったがそれでも15分程度かかった
零「高校の初日から遅刻とはな…教室は…ここか」
ガラガラ
零「失礼します…」
教師「君は零君だね?」
零「はい…」
教師「初日から遅刻とはいい度胸じゃないか」
零「あのその…夢のせいでして💦」
教師「廊下で立っていなさい!」
というわけで高校の入学初日から廊下で立たされているわけで…
零「なんて事だ…下の方は勃っていないというのに…」
ガラガラ
零「おっ?授業が終わったかな?」
ガヤガヤ
ぞろぞろと出て来る生徒達の中に一際目立つ美少女が一人いた。
その美少女はこちらに向かってくる。
飛鳥「初日から遅刻なんて度胸あるわね…」
零「お前のせいだー!!」
飛鳥「喧嘩売ってるのかな?」
と言うと指をポキポキと鳴らしだす
零「まぁ今のは俺も悪かった…」
飛鳥「あたしは一切悪くないと思うんですけど!?」
零「ずっと立たされているのって意外に疲れるな…」
飛鳥「まさかの無視!?勝手に怒らせたら無視ですか!?」
零「そろそろ戻った方がいいぜ?」
飛鳥「そうね。ってごまかすんじゃない!」
零「ちっ」
飛鳥「思いっ切り舌打ち聴こえたんですけど!?」
零「気のせいさ…ハハハハ」
飛鳥「ごまかせると思っているの!?」
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