幼なじみあらわる!!

5/5
82人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
そして俺は飛び降り死んだ…? いや生きている… 何故… しかも此処は俺の部屋のベッドの上… まさか夢オチか!? 周りを見渡す 零「今日は…4月5日。つまり始業式だ。で、時間は…12:00か。はっ?12:00だとぉおお!?遅刻だ!遅刻とかそういうレベルじゃない!急がなくては!」 とりあえず着替え終わる 零「ふぅ…って落ち着いてる場合じゃなかった!」 ガチャ タッタッタ ドアを開け、きちんと鍵をかけ、駆け出す 零「着いた…」 家から学校まで近かったがそれでも15分程度かかった 零「高校の初日から遅刻とはな…教室は…ここか」 ガラガラ 零「失礼します…」 教師「君は零君だね?」 零「はい…」 教師「初日から遅刻とはいい度胸じゃないか」 零「あのその…夢のせいでして💦」 教師「廊下で立っていなさい!」 というわけで高校の入学初日から廊下で立たされているわけで… 零「なんて事だ…下の方は勃っていないというのに…」 ガラガラ 零「おっ?授業が終わったかな?」 ガヤガヤ ぞろぞろと出て来る生徒達の中に一際目立つ美少女が一人いた。 その美少女はこちらに向かってくる。 飛鳥「初日から遅刻なんて度胸あるわね…」 零「お前のせいだー!!」 飛鳥「喧嘩売ってるのかな?」 と言うと指をポキポキと鳴らしだす 零「まぁ今のは俺も悪かった…」 飛鳥「あたしは一切悪くないと思うんですけど!?」 零「ずっと立たされているのって意外に疲れるな…」 飛鳥「まさかの無視!?勝手に怒らせたら無視ですか!?」 零「そろそろ戻った方がいいぜ?」 飛鳥「そうね。ってごまかすんじゃない!」 零「ちっ」 飛鳥「思いっ切り舌打ち聴こえたんですけど!?」 零「気のせいさ…ハハハハ」 飛鳥「ごまかせると思っているの!?」
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!