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「恥ずかしいとこ見られちゃったわー。」
と頭をかきながら笑顔で答える彼。
「すっすみません!」
慌てて目の前にでてお辞儀をするとその拍子に薄いメタリックピンクのフレームの眼鏡が床に落ちてしまった。
千留亜の視力はかなり悪く眼鏡がないと周りがボヤけてしまう。
「わわっ…!!めっ眼鏡が!」
床に落ちた眼鏡を探そうとしたが壱伽にそれを制止されたかと思うと自分の眼鏡をかけてくれた。
「あっ、ありがとうござ…」
お礼の言葉を駆け寄うとするとすぐ目の前に壱伽の顔があった。
「!!!?」
思わず後ろにいきよいよく退けぞる。
(びびびびびっくりしたぁ…。)
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