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「じゃあ 僕、遅くなるって 電話しなくちゃ。母さん 心配性なんだ…」
そう言って 携帯電話を取り出す ジェジュン。
ユンホは運転する車を路肩に止めると
「ジェジュン、電話 貸して。俺が お母さんに話すから。」
と 携帯電話のボタンを押すジェジュンに言った。
そんなユンホに ジェジュンは 驚いた顔のまま 携帯電話を渡す。
何度かの呼び出し音で 電話は繋がったようだった。
「あ、もしもし? すみません、私、ジェジュン君の担任をしております チョン ユンホと申します。 …あ、いえ はい、はい、…あの、今日 私の家で ジェジュン君を一晩 お借りしても 宜しいでしょうか?」
ユンホの意外な言葉に ジェジュンの胸が 踊り出す。
赤い顔で ユンホを見ると まだ 母親と話しをしながら ジェジュンを見て 嬉しそうな顔をして ウィンクをした。
ジェジュンの胸は 更にドキドキと 踊る。
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