葛藤

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ユンホからの 甘い刺激は 段々 激しくなった。 自分の体が 自分の物でないような 感覚に ジェジュンは 戸惑った。 ユンホのシャツを握る ジェジュンの手。 ユンホは その手を見ると ゆっくり 体を ジェジュンから離した。 「ユノ先生!?」 突然 止められた行為に ジェジュンは 固く瞑った目を開けた。 そこには 優しく微笑む ユンホ。 「無理するな…」 ユンホは そう言って ジェジュンの頭を優しく撫でる。 「無理なんて してない!!」 「でも 手が震えてるぞ?」 ユンホは ジェジュンの手を 握った。 「でも…」 「ジェジュン、焦らなくて いいよ… 俺達は 始まったばっかりだろ?」 潤んだ目のジェジュンに ユンホは 笑顔で続ける。 .
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