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「先輩っ!!」
イトゥクの後ろに隠れたヒチョルを ユンホが追い掛けようとした時
「なんだか 賑やかですねぇ」
白衣を着た ユナクと 看護師のゴニルが病室に入って来た。
「久しぶりだね、ユナク。」
入り口にいたイトゥクが声を掛けると ユナクよりも先に ゴニルが イトゥクに抱きついた。
「ぅわ~っ!! イトゥク先輩 お久しぶりです!」
「こ、こら~っ!! ゴニル!! トゥギを離せっ!!」
ヒチョルが 鬼のような形相で ゴニルをイトゥクから 離した。
「いいじゃないですかぁ、ちょっとぐらい! ヒチョル先輩は 相変わらず やきもち妬きなんだからぁ…」
「なっ、ゴ~ニ~ル~!!」
「ぅわっ!! ごめんなさ~いっ!!」
そう言ってユナクの後ろに隠れるゴニル。
病室内に 笑い声が響いた。
ユンホは 笑っているジェジュンに近寄り そっと 手を握る。
2人は 優しく見つめ合った。
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