第一話

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「いつか・・もとに戻るよね・・」 楽しかった事、 喧嘩した事、 遊んだ事、 大事にしていてあまり触らせてくれなかった双眼鏡・・・・でも、それを使う時は、いつも同じ景色を見してくれた、とても優しい兄。 そんな兄との思い出を懐かしみながら、僕は、緑が一面に広がる田んぼを兄との思い出を回想しながら、ただ双眼鏡を通して見晴らしていた。
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