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「…うーん…正直うまく書けるか解んないし伝わるかも解んない、(そうならない)保証はないけど、書かなきゃ(加害者は被害者の気持ちを)解らないと思うし繰り返すと思うんだよね。あと、大事に思ってる人が泣くのは見たくないなぁと思って。」
早口にがーっと説明してしまうのは私の悪い癖だ。
彼は無言で頷いていた(相づちをうってただけかもしれないけど)。
「…書くって…辛くない…?」
核心に触れられた気がした。
正直、書くのは相当辛い。
何せ、今からやろうとしていることは過去に一度フラッシュバックがひどくなって断念していることだ。
そして、たくさんの人の目に私のそういった過去を見られると言うことは、加害者の目に止まる可能性もあるということ。
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