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「おまえ、遅ぇ~よ!」
「ごめん ごめん!目覚まし時計が鳴らなくてさぁ!」
「昨日 遅くまで起きてただろ?」
「なんで知ってんの?エッチ!」
「はぁ?仕方ねぇ~だろ、窓から見えるんだから。」
白石 将弥(マサヤ) 17歳
あたしの幼馴染み☆
隣同士のお互いの家。あたしの部屋と将弥の部屋は、ちょうど同じ位置に窓がある。
子供の頃は よく窓づたいに行き来して、危ないとお互いの両親に怒られたりした。
「愛桜、遅刻するぞ!」
「やばっ!走ろう!」
「ったく!しょうがね~なぁ。」
文句を言いながらも待っててくれる。
それが毎朝のあたし達☆
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