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小学校からず~っと仲良しだった2人…でもいつからかお互いに距離を感じ始めた沙羅と真樹。
2人の母親も実は長年の幼なじみで… そんな2人を見て居られなくて、半ば無理矢理に2人の両親と沙羅と真樹の6人で車で近場のリゾート地に行く事にした
沙羅はず~っと沈黙…
真樹もず~っと本を読んでいた。
でも沙羅は勇気を出し、真樹に話かけた。
沙羅「真樹…ずっと引っかかってたんだけど、なんで私達こんなんなったんかな?」
真樹「……」
沙羅はそれでも話を続けた。
沙羅「理由、言いたくないなら言わなくて良いよ。私に原因あるんだと思うし」
真樹「……違うの!沙羅が悪いんじゃっ」
と真樹がやっと口を開いた。
沙羅は「じゃあはっきり言って、何でか訳を…真樹とこんなん嫌だし…」と目一杯に涙を浮かべる沙羅。
真樹「ただね…私のただの思い違いなの私が好きになった人に告白すると、みんな沙羅が好きって…だから、沙羅が悪いんじゃないの…ただの私の嫉妬なの。こんな自分が嫌だ」真樹の目にも涙が溢れた。
沙羅「ごめんね。真樹…私知らなかったよ…でもこれだけは言わせて、私は真樹だけ居てくれたら良いんだよ!」
真樹は泣き出した。そして「私も沙羅だけ居てくれたら良いだ…本当は…でも嫉妬に狂った自分が嫌いなの」
沙羅は
「人間誰だって嫉妬だってするよ。真樹は真樹だし、私は真樹大好きだし。今までの事は忘れて仲良くしよ」
真樹「有難う沙羅。 ごめんね。」
そして2人は握手して旅を楽しみ事にした。
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