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沙羅はとっておきの怖い話をし始めた。主に実話を…
すると空間がグニャっと歪み出したのも束の間、車にの中に居た筈が…そこは汽車の中
2人は呆然とした
沙羅「何なのここ?」
真樹「えっ なに?」
2人顔を見合わせる
沙羅と真樹は取り敢えず汽車内を探索する事に
沙羅「…」
真樹「…ドキドキ」
沙羅「真樹、私達どうなるのかな?」
真樹「なるようにしかならないよ。今は取り敢えず調べるしかないよね?ここがどこなのか」
1車両目、特に変化なし
2車両目、青白い顔の男2人に女3人話かけたが反応ナシ
3車両目、青白い老夫婦に若い女性1人
4車両目、青白い乗客はナシ…私達が一番始めに居た車両。5車両目、乗客ナシ
6車両目、老婆と犬と中年男性
全車両を見たが何も手掛かりはなかった
ただ…ポケットの携帯を確認したが勿論圏外でそれと一緒に見覚えのない真っ赤な紙切れが1枚入っていた。
そして、アナウンスが流れた。
「本日も暁ご利用頂き誠に有難う御座います。ワタクシ運転手の月と申します。生のある方もご乗車されていますようですが…間もなく、あの世に到着となります。ご覚悟下さいませ」
沙羅「えっ生有るものって…」
真樹「私達の事じゃない?しかも、あの世行きだって…このままじゃ私達…」
2人は半べそ状態だがなんとか立ち上がってアナウンスを流している運転手を探す。
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