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五月「相変わらず、青い顔した人ばっかりじゃん」と思いながらも順番に確認して行く…
すると5車両目の乗客の中に見覚えのある顔があった。
五月「おばあちゃん…おばあちゃんじゃない?五月だよ!おばあちゃん」
おばあちゃんは青い顔をこちらに向けて五月の方を見た。
そして
何やら紙を出し字を書き始めた。
手紙にはこう書かれていた。
「 五月や、 ばあちゃん話したいがここでは声がのうてな…手紙で教えるからのぉ ここから出たんじゃろ?そしたらのぅ 6車両目に白い扉がある。
そこは現世に繋がっとるよ!
だからそこから帰りなさい。
じゃが、そこに行くまで後ろ振り返ったり声出したらいかんぞっ!
帰れんようになるからの。
達者でな 五月 」
さっとその手紙を五月に渡した。
五月は読みながら涙が溢れるのこらえたそして、おばあちゃんに一礼して
6両目を目指す
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