始まり

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とうとう来てしまった… 私は目の前にある白い建物を見上げため息を吐いた 自宅はすぐ近くにもかかわらず随分長い間ここには来ていない 小さい頃は毎日の様に遊びに来てたな… 懐かしさを覚えながら足を踏み出す 一歩一歩が重い やはり覚悟を決めては来たものの… そう 正直怖いのだ 深く息を吸い込みドアノブを握り締め そしてドアをあけた
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