プロローグ

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「今まで……楽しかったよ……相棒。ありがとう………これからはバスケ部を頼んだぞ。」 「優理…」 そうして差し伸べた手。 この手を陸が握れば彼は本当にいなくなるだろう。 それが分かっているから悲しく……切なく… それは清の心を苦しめた。 こうして優理はいなくなった… 終わるのだ。 彼のこの物語は… それは悲しいことだった… だが……終わるからこそ始まるのだ。 彼の新しい物語が… 新しい生活が… そして時は流れ… 1年とゆう月日が経ち… 彼の物語が動き始めた。
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