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「今まで……楽しかったよ……相棒。ありがとう………これからはバスケ部を頼んだぞ。」
「優理…」
そうして差し伸べた手。
この手を陸が握れば彼は本当にいなくなるだろう。
それが分かっているから悲しく……切なく…
それは清の心を苦しめた。
こうして優理はいなくなった…
終わるのだ。
彼のこの物語は…
それは悲しいことだった…
だが……終わるからこそ始まるのだ。
彼の新しい物語が…
新しい生活が…
そして時は流れ…
1年とゆう月日が経ち…
彼の物語が動き始めた。
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