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タカシはいつもより早く起きいつもより早い時間に家を出て学校へ向かった、今日は少しドキドキしていた。
そして学校に着きタカシは小走りで自分の教室へ向かった、教室には女の子が一人いるだけで他には誰もいなかった、女の子はアヤという名前で、タカシはアヤの事がずっと好きだった。タカシはアヤに挨拶をした、
「おはよ~」
あやは笑顔で返事をした。
「あっ!タカシ君おはよ~」
タカシはアヤの笑顔にドキッとしながらも放課後に屋上に呼びだす事にした、そう告白をするのだ。
「アヤちゃん…今日の放課後時間ある?話したいことがあるんだけど」
アヤは少し顔を赤らめながら小さい声で「いいよ」とだけ呟いた、実はアヤもタカシの事が好きだったのだ。
その日の授業は二人とも放課後の事が気になってドキドキしていてほとんど聞いていなかった。
そして放課後屋上にはタカシとアヤがいた。
タカシはアヤに今までの気持ちを伝え、最後に「付き合ってください」と付け加えた。
「お願いします」とアヤは言った。
それからこれからの事を話しながらタカシはアヤを家まで送った。
辺りはもう暗くタカシは今日の出来事を振り返りながら家に帰っていた、やはり今の気分は最高だった。
タカシは自分の住むマンション前の信号まで来た。
タカシが点滅している信号を渡ると同時に一台の車が猛スピードで突っ込んで来た、タカシは宙へと舞った。
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