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「し、しかしデュエル中だけですわ。普段は別にかっこよいとは思いませんわ。」
と顔を赤くしながら言う海未。
「そっかー。でもつまりはデュエルのとりこにはなってくれた訳だね、良かった笑」
「なっ、もうそれでも構いませんわよ!…早く恵海と変わりなさい。恵海、もう準備してますわ。」
さらに顔を赤くしたが、途中で冷静になった海未。
「うん!すぐそっちに戻るからね。」
「それから恵海とも少し話してきなさい。恵海、喜ぶと思うから。」
「…ん?分かった。」
そして拓海は恵海と会う。
「拓海くん!残念だったけど、凄いデュエル見せてもらったわ!」
恵海は笑顔で出迎える。
「そう言ってくれると嬉しい!ありがとね。」
と笑顔で返す拓海。
「…その、私を本当にとりこにしてくれたかも。」
と恵海は少し小声で照れながら言う。
「ん?何だって?」
「な、何でもないわ!で、でも拓海くんのおかげですっごくやる気が出てきた。私も米原様と良いデュエルがしたい!」
「そう!良かった!ヘヘッ、あれなら勝ってきてよ。」
「厳しそうだけど、本当にできれば勝ちたいわね~。」
「すっごく応援するし、…恵海ちゃんの勝った姿も見たいな。」
顔を赤くし、照れながら言う拓海
「拓海くん…!…うん。分かったわ!精一杯勝つためのデュエルしてくる!」
「うん!見せてよ!」
「それなら勝ったらご褒美か何かちょうだい♪」
「…ご褒美かぁ!そうだなぁ。どんなものが良いの?」
「そうねぇ…私が喜ぶもの、が良いわ♪」
-さぁどうする拓海くん!あなたのセンス、見せてもらうわよ!
「なら…ヘヘッ、なら2人だけで一緒にお茶する?」
「な、な、な……」
顔がMAXに赤くなる恵海。
-そ、それってデ、デ、デート!?
「…どう?」
「わ、分かったわ!それで行きましょう!絶対だからね!」
「うん。もちろんだよ。」
「じゃ、じゃあそろそろ時間だし行くね。」
「行ってらっしゃい。」
と勢いよくDホイールに乗り飛び出して行った恵海。
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