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「ここで連絡です!次のデュエルの米原ひかりと草津恵海ちゃんは今から準備に移ってください!」
と唐突にアナウンスするもえ
「えっ!?まだ途中なのに!?」
「恵海。おそらくこのデュエルが白熱して長引いているからですわ。」
「あっ、そうですね…授業2時間分で6試合やりますし、そういうことなら承知しました!」
と海未に説明され納得してスタンドから移動し始める恵海。
「恵海ちゃん頑張って!」
「大津海斗のように早く終わるなよ?」
「当たり前よ!私は海未様のためにも、米原様の手のうちを色々明かしてやるんだから!」
「恵海。」
「はい!海未様!」
「私に構わず、精一杯戦ってきなさい。」
「いやしかし…」
「恵海の本気の、この京都くんのようなデュエルを見せてもらいたいの。」
「…はい!海未様!」
恵海は意気込んで早足で移動する。
-恵海。この京都くんのデュエル、あなたはとりこになったはずよ。かくいうわたくしも…だからあなたにもそういうデュエルを見せなさい。
言葉には出さず微笑む海未だった。
「俺のターン、ドロー!」
亮太
デッキ残り
18枚→17枚
SC4→5
拓海
SC4→5
「拓海。俺はお前を指名して本当に良かったと思ってる。」
「ヘヘッ、そうですか笑」
「ああ。陽太のような逸材とは思っていたが、ここまで追い詰められるとは正直想像してなかった。」
「ありがとうございます!」
「…だが、そろそろ終わりだ。」
「そうかもしれませんね。」
「俺は勝つ!見せてやる。」
「勝つのは僕ですが、見せてください!」
「俺は蒼炎のシュラを召喚!シュラの効果でデッキからシュラの攻撃力以下のBF、ブラストをサーチ!」
亮太
デッキ残り
17枚→16枚
-チューナーじゃない!ということは…
「そしてブラストを自身の効果で特殊召喚!行くぞ。シュラとブラスト、レベル4の鳥獣族モンスター2体でオーバーレイ!」
「……あっ、そのモンスター忘れてた!」
「エクシーズ召喚!来い!霊鳥獣シルフィーネ(水属性、鳥獣族、ランク4、攻2000)!」
「ここで出したモンスターは、鳥獣族シルフィーネです!」
「この状況におあつらえ向きですね。」
-拓海くん…
「シルフィーネ効果発動!ORUを1つ使い、相手フィールドの表側表示のカードの効果を全て無効にする!」
シルフィーネ
ORU2→1
取り除いた素材
ブラスト
拓海のフィールドの月華竜、妖精竜、ロードポイズンの効果が無効化された。
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