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「何それ!?強すぎ!」
「大津くん。それだけではないですわ。」
「さらにこのカード以外のフィールドの表側表示のカード1枚につき、攻撃力が300アップする。月華竜、妖精竜、ロードポイズン、黒い旋風とフィールドには4枚。つまり1200ポイントアップだ。」
シルフィーネ
攻2000→3200
「これはロードポイズンを出したことがまさかの仇となってしまいました!拓海くんピンチです!」
「本当にまさかの展開ですね。」
「拓海くん…これは終わりかな。」
Dホイールの準備をしている恵海がつぶやく。
「さぁ来てください!僕は逃げません!」
「あぁ行くぞ!お前とのデュエル、楽しかったぞ。バトル!シルフィーネでロードポイズンを攻撃!」
「ヘヘッ…うわああ!」
拓海
LP1600→0
「ついに決着ー!大熱戦だったデュエルは神戸選手の勝ちで終わりました!」
もえのコールでしめられた。
「いやしかし、本当に拓海くんは善戦してくれて、熱く、見てて楽しくなる、素晴らしいデュエルを見せてくれました!拓海くーん!ありがとー!」
「負けちゃった…でも凄かったぁ!」
「凄かったな!大津海斗!」
「素晴らしいデュエルでしたわ!」
大きな拍手を送る3人
そして
スタンドの他の生徒からも大拍手が起こる。
「このデュエルを見せられて拍手をしない決闘者なんていないわ!本当に凄かったし、よく頑張ったわ拓海くん!」
美咲も立ち上がって大拍手を送る。
「あいつ凄すぎだろ!亮太が認めた決闘者とはいえ、想像以上だ!」
春日井も大拍手を送る。
拓海がDホイールを停める。海斗、夏海、海未がスタンド最前列ギリギリまでやってきた。
「拓海ー!本当に凄かったよ!」
「貴様は本当に何者なのだと思うくらいだぞ!」
「えへへっ、ありがとー2人とも。」
笑う拓海は次に海未に近づいた。
「負けちゃった。どうだった僕のデュエル?」
「最後の最後、詰めが甘いですわ。」
「そうだね…シルフィーネの存在も忘れてたし、やっぱり僕はまだまだ未熟だね苦笑」
海未は少し言葉を選び
「でもまぁ…か、かっこよかったですわ。」
と素直に言う。
「本当!?海未ちゃんが褒めてくれるなんて、嬉しいよ!」
と明るくなる拓海
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