288人が本棚に入れています
本棚に追加
「ここがデュエルスクールかぁ!スッゲーでかい学校だなぁ!」
俺の名前は佐野陽太。デュエルをこよなく愛するデュエリストさ。
半年前、悪の組織ミサイル団を滅ぼした5人のうちの1人でもある。そのとき、出会った親友であり最強のライバルがいて、そいつに追いつき倒したいと思ってる!
今日は、彼女の中島あんなといっしょにデュエルスクールという遊戯王デュエルモンスターズの決闘者養成学校の入学試験のため、離れ小島にあるデュエルスクール本校に来ている。
彼女もまた半年前にミサイル団を滅ぼした5人のうちの1人だ。
「陽太。後少しで筆記試験始まるわよ。早く教室行こう。」
「そうだな。」
デュエルスクールの筆記試験ではカードの基礎知識やデュエルでの応用など様々な問題を解かされる。それに、漢字の書き取りや数学などどこの高校でも行う基本的なこともだ。
ただ、俺は頭が悪い。デュエルになるとわかっていることも、いざ机の上で書けと言われるとなかなか書けない(-_-;)。
筆記試験が終了した。
「あんな。どうだった?」
「私は大丈夫よ。陽太は?」
「うぅ…ダメだった…。」
「やっぱりね。まぁ、デュエルで勝てれば入れるわよ。」
あんなは俺とは逆に頭がいい。見習いたいものだ。
筆記試験の後は、実技試験がある。
実技試験では受験者と試験官の先生がデュエルをするが、試験官の使うデッキは統一されていて、そこまで強いと言えるデッキではないと正直思ってる。
しかし、たまに受験者と教員がデュエルをすることがある。
受験者の中から、ランダムに3人選ばれると聞いてるが、ここの教員はデュエル養成学校の教員であれば当たり前だが、めちゃくちゃ強いことで有名である。
要するに「教員とデュエル」=「ほぼ不合格決定」と言われていて、
過去にひとりも教員勝てた人はいない。
最初のコメントを投稿しよう!