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明石「普通の魔法カードで使用できるドロー効果のあるカードは…このカードだけだ。」
明石教頭が見せたのは…
陽太「天よりの宝札だけ!」
明石「そうだ。天よりの宝札だけだ。強欲な壷、貪欲な壷、天使の施し、闇の誘惑、デステニードローなどの魔法カードは使えない。」
陽太「そうか…。」
明石「ただ、スピードスペルの魔法カードにもドロー効果のあるカードは豊富だ。それを使うことだ。じゃあ、次は大会についてだ。大会には世界各国から決闘者が集まる。ヨーロッパ枠、アジア枠、北アメリカ枠、南アメリカ枠、オセアニア枠、アフリカ枠、日本枠、開催国枠だ。だいたいデュエルスクールの分校の生徒が出場してくるだろう。」
陽太「すげー!」
明石「そして、この学園は日本枠と開催国枠で予選なしで2チーム出場する。」
生徒衆「ワァァァァ。」
明石「1チームにエントリーできるのは6人までだ。Dホイーラー3人+補欠とピットインの仕事をするのが3人だ。我ら教師の予定では、男子で1チーム、女子で1チームを予定している。」
陽太「ヨッシャ。やりたくなってきたぜ。」
明石「ただ…出場者を決める予選をすることになった。」
陽太「え!?」
明石「ライディングデュエルで出場者を決める。だからみなにチャンスがある。」
生徒衆「ワァァァァ。」
岸辺「私としてはジェネックスの成績優秀者で構成しようと思っていたのだが…成績優秀者の大半は魔法カードを大量に使う生徒ばかりでな。弱体化の恐れがあるということで予選をすることになった。」
陽太「確かに…俺やあんな、翔太、美咲先輩、雄介のHERO使いは魔法カード大量に使うよな。」
準「それだけじゃないだろ陽太?」
陽太「何が?」
準「ライディングデュエルではフィールド魔法が使えないんだ。お前らはフィールド魔法を使うだろ。」
陽太「確かに…フュージョンゲート、スカイスクレイパー、ネオスペース、ダークシティなど使うか…。」
準「それから、明石教頭が言い忘れてたが、“融合”が使えなくなる。」
陽太「えっ!!」
翔太「ウソ!」
準「未来融合やミラクルフュージョンなどは使えるが…普通の“融合”の変わりにスピードスペルの魔法カード、スピードフュージョンが存在する。」
陽太「スピードフュージョンか!」
準「ただ、スピードフュージョンはスピードカウンターが4つ以上なければ使えない。」
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