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私はとっさに後ろに振り向いた。
「ん?どしたぁ~?悠?」
あたりを見回すと、
昨日廉にずっと話しかけていた女子グループがいた。
「ん~ん…何でもない…」
できるだけ笑顔を
つくろうと笑っていたが、
顔から血が引いていくのが
自分でもすごくわかっていた。
「悠?顔真っ青だよ?」
「ッ…。大丈夫。
じゃあ、行ってくるね…。」
フラフラとした足取りで
廉のいるクラスへと歩いていった。
優花「…大丈夫そうに
みえないけどなぁ…。」
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