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どうしたら許してもらえるだろうか……。
そういえば、冷蔵庫にまだプリンがあったはず…
俺は立ち上がると、ダッシュで冷蔵庫に向かい、プリンとスプーン、ついでにお皿を持ってぴこたんの元へ戻る。
「ぴこたんプリンいる!?」
今、凄く心臓がばくばくしている。
べつに許してもらえるとは思ってない。ただ、泣き止んで欲しいだけ。この気持ち、分かってもらえるかな…。
「……いらない?」
「……いる。」
多分この時、俺は超笑顔だっただろう。
「じゃあはいっ!!ぷっちんしちゃいなぴこたん!!」
「うるさぃ…」
「あ、さーせ…」
ぴこたんは黙々とぷっちんとお皿に落とすと、一口、口へ運んだ。
その瞬間。やんわりと顔がほころび、ぴこたんは小さな笑顔を作った。
「まぁ…しょうがないから許してあげるよ。」
「マジでっ?よっしゃっ!!」
俺はぴこたんが幸せそうでよかったなとか、思っていたりする。
よかったぁー…。
「じゃあまたコラボしてくれる!?」
「暇だったらね。」
「分かった!!もうぴこたん大好き!!」
「ウザ。」
「ちゅーん(´・ω・`)」
-end-
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