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「ねーるたんっ」
「は―……」
振り向くと、急に視界が暗くなる。
理由は分かる、げろりんが俺の顔面にネルモを押しつけているんだ。
「………。」
「ねるた―グフッ」
さすがに退かさないげろりんにイラッとしてしまい、腹を殴った。
「痛いよねるたん……。」
「知らないよ。」
眼鏡をなおしながら、げろりんからネルモを奪い取る。
「で、なんのよう?」
やっぱり、ネルモを抱き締めてると落ち着くっていうか…。眠くなってくる?
「あのねっ、次の寝下呂企画なにしよっかなーって。」
「あー……。別に何でも良いよ?」
「えー、何でもいいが困るんだよねー」
知るかと突っ込みたかったが、やっぱ眠い。
「俺もうねる…」
「まってよねるたーんっ」
近くにあったソファーへ寝転ぶと、すぐにうとうとしはじめ、意識は遠退く。
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