3】寝下呂

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「ねーるたんっ」 「は―……」 振り向くと、急に視界が暗くなる。 理由は分かる、げろりんが俺の顔面にネルモを押しつけているんだ。 「………。」 「ねるた―グフッ」 さすがに退かさないげろりんにイラッとしてしまい、腹を殴った。 「痛いよねるたん……。」 「知らないよ。」 眼鏡をなおしながら、げろりんからネルモを奪い取る。 「で、なんのよう?」 やっぱり、ネルモを抱き締めてると落ち着くっていうか…。眠くなってくる? 「あのねっ、次の寝下呂企画なにしよっかなーって。」 「あー……。別に何でも良いよ?」 「えー、何でもいいが困るんだよねー」 知るかと突っ込みたかったが、やっぱ眠い。 「俺もうねる…」 「まってよねるたーんっ」 近くにあったソファーへ寝転ぶと、すぐにうとうとしはじめ、意識は遠退く。 .
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