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「ねーむっち。」
「なにー?」
「泊めて♥」
「はぁ!?」
あまりにも急なお願いで、ケータイを落とすかと思った。
「何でいきなり…。」
落ち着けと自分に言い聞かせ、コゲに問い返す。
「明日暇で家じゃやることないしお泊りしてみたかったし…明日一日だけで良いんだ、ダメか?」
お前は餓鬼かと言いたくなるような、そんな理由に、いつも断ることができない捨てられた犬のような目。
いくらコゲ'犬,だからってこの目は反則だ…
「あ゙ーもうわかったよ。その代わり一日だけな。」
「分かった!!わーいっ」
はしゃぎまわるコゲはもう本物の子供にしか見えなかった。
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