不釣り合い

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 教室のある一棟を出て二棟三階にある一番奥の部屋。  そこが生徒会室です。  オレと翠斗はドアを開ける。  そこにはドSの生徒会長とか、彼女溺愛の副会長男子に天然の副会長女子など沢山の生徒会役員のトップ達がいました。 「皆さんこんにちはました」 「悪い、遅れた」  オレは挨拶を、翠斗は適当な言葉を言っていました。  そしてオレの視界に入るのはある一人の女。これがアイツである。  黒髪に、鮮やかな紫色のメッシュ。髪型は盛り過ぎだがアイツには似合っている。爪は、ラメ入りのキラキラしたマニキュアで飾り付けられ最早アート。メイクやピアスも多用。制服は完全に着崩しブレザー全開。ワイシャツは上が開いていてハイカラなブラが少し見えている女。  そして毎度のことながら風紀委員長に注意されていました。  そしてオレはアイツに話し掛ける。 「亜弥、はしたないですよ」
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