134人が本棚に入れています
本棚に追加
沖田「なんでェ
そんな所にいたのか。
遅かったじゃねーかィ
そして旦那、
総一郎じゃありやせん
総悟です」
銀八「うん
俺も此処では旦那じゃなくて
先生だけどね」
設定を揺るがすような発言を互いにサラリと交わし合うと、沖田は耳元で振っていた小箱を制服のポケットに無造作に突っ込み、仏頂面で視線さえも会わせない神楽の目の前に 「ほらよ。」 と言いながら教室から持ち出して来た鞄を突き出す。
神楽「……。」
自分が持ってこいと言ったにも関わらず、何もなかったかのように平然と渡してくるその様子に苛立ちさえも覚え、多少強引に奪い取ってしまえば 当然、沖田もそんな神楽の様子に良い反応を返すハズもなかった
最初のコメントを投稿しよう!