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冬も終盤に近付き、日差しの当たる所はぽかぽかととても心地よく春がもう直ぐそこである事が肌で感じ取れる。
沖田は柱にもたれススス..と腰を降ろすと隊服のポケットから愛用のアイマスクを取り出し、馴れた手付きで装着するとなんの躊躇いもなく昼寝を試みる
……。
…………。
………………―ッ!!
沖田「あ゙ー!!
チキショー眠れねェ
一体なんだってんだ…」
身動きもせず、端から見れば寝ているように思わせた沖田だったがしばらく時間を置き一向に来ない眠気に対して舌打ちをしながらアイマスクを外す。
いま、彼を悩ませているもの
それはここ数日
満足に眠れていない事…
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