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「はぁぁぁっ!」
背後から発せられた声に反応して振り向けば、ネズミがいる方とは反対側の隙間の先で、Gを打ち伏せている陸ちゃんの姿を確認した。
うん。やっぱりそうでないと。
愉快なハプニングはここで終了。仕切り直しといこうじゃまいか。
「優希君、大丈夫ですか⁉︎」
「ありがとう陸ちゃん!そうですよねwwwここで追い詰められる展開なんて僕ちん知らないっていうwwww」
「ダメ!油断しないで!上っ‼︎」
聞いて顔を上げれば、壁を這う一匹のGサプライズ。
なwwんwwでwwだwwよwwwwwwww
今ので本筋にいったん戻させろwwwwwこの状態のまま進行させてんじゃねーよwwwwww
「ゆうき!早くこっちに逃げてこーい!一人でそんなとこ逃げ込むからそうなるんだじぇ」
「俺かwww俺のせいなのかそれwwwwwwリスポーン地点が違う気がするwwwwwwwwこんな未来になるはずじゃなかった気がしてならないのwwwwwwwwwwwwwwwwうぇおwwwうぇおwwwwwwww」
「だめだあいつ、パニックから正気に戻ったところで脳がついてきてない。仮についてきたところで色々残念なのは変わりませんし、このままでは俺らも危険なんで逃げましょう!大丈夫、二人は俺だけでも護っていきますから!」
黙れキモ紳士。誰の脳みそがまだ休載中だって?
お前そんなことばっか言ってると、またどこかで痛い目に遭うよ? つか痛い目遭えよ。
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