2人が本棚に入れています
本棚に追加
あとがき
完結です。読んでくれてありがとう!
自分は今まで、死をテーマにした小説を書いてきました。
『eternity story』に始まり、『生き抜いた先に』『父と』『死ぬ。ということ』『明日』そして『光』。
全て死をテーマにしたものですが、やはり難しいテーマでした。
私のような経験のない若者に、『死』というテーマは重すぎたかも知れません。しかし私は自分なりの考え、死についての考え方をどうしても書きたかったんです。
『生き抜いた先に』で言った通り、死は連鎖するものであり、生きる権利があるからといって死ぬ権利があるわけではない。残された者の苦しみを想像したら、自殺なんて出来ないハズだ。
『明日』の文章はお気に入りです。笑
もう少しプロットをしっかりすれば良かったですね。ただ、『明日』が好きだと言ってくださる方がいたので、問題なしです。笑
モバに載せるのはこの作品で最後になります。
今作『光』ではやはり残された者の悲しみと、『死』は一番逃げなければならないものなのに、全ての事から逃げて死に辿り着くという逆説。悲しみ。
そして、何気無い会話から、日々の積み重ねである小さな事から死は生まれてしまうということ。
私の作品を読んで、何かを感じていただけたら、とても嬉しく思います。
今まで読んで下さった方々ほんとうにありがとうございました。
至らぬ点が多々あったにも関わらず、読んで、感想をくれた方々ありがとうございました。
私自身、モバで小説を書く事によって得るものがたくさんありました。
モバを離れるのは心苦しいですが、また、いつかどこかで私の書いた小説に巡り会って下さる事を願ってます。
ファンのみんなありがとう!!!
では、またいつか……
2010.1/31 20:45 カジテツ◆ 三田村悠
最初のコメントを投稿しよう!