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涼介side
『ｺﾝｺﾝ』
涼「だれ？」
「薮だけど
入っていい？」
涼「いいよ」
なんだろ？
珍しいな薮くんがここの部屋に来るなんて
薮「よっ
元気か？」
涼「うん」
薮「まったくクールだなぁ
山田は!!」
クールか…
あんまりうれしくない言葉だな
だって冷たいってことでしょ
涼「で、なんか用？」
薮「あっいや…
山田なんかあったのかなぁって」
？？
涼「別になんもないよ？」
薮「今日明るいからなんかあったのかと思ってさ」
あーなるほどね
そんなに俺が笑うのって珍しい？
ってまぁ最近笑ってなかったからなぁ
薮「山田は笑ってたほうがいいぞ」
えっ？
薮「笑ってたほうがずっとカッコイイし!!」
涼「なにそれ？」
薮くん何いきなり言い出すんだろ
薮「言っとくけど山田のこと変な風に見てるわけじゃないぞ!!」
はい？？
何言ってんの？
涼「そんなことわかってるし
薮くんは光くんでしょ」
薮「なっ…!!」
涼「付き合ってるのだって知ってるし」
薮「えっ!?!?!?!?」
そんなに驚くとは
この前２人で手つなぎながら歩いてたし
薮「山田…
なんでそれを？？」
涼「見たもん」
薮「!!!!!!」
涼「すごいラブラブだったよねぇ
カップルつなぎとかしちゃって」
薮「ばっばか!!
言うな//////」
涼「ハハッ」
薮「おっ俺の話しはいいから!!」
おもしろいなぁ
薮くん
薮「まぁとにかく今みたいにずっと笑ってろよ？」
涼「わかったよ」
薮「それと山田
裕翔のことどう思う？」
涼「はぁ!?!?!?」
薮「なんでそんなに焦るんだよ(笑」
涼「裕翔は…」
なんつーか
なんて言っていいんだろ？
涼「おもしろいやつだなぁって」
薮「へっ？」
涼「だからおもしろいんだよ
俺に初めて近づいてきた
初対面にも関わらず
いきなり注意してきたし」
薮「それは珍しいな!!
今までのやつだったら怖がって近づかなかったのに」
どーいう意味だよ
それ
薮「まぁさ
やっと運命の人が現れたんだな
山田にも」
涼「はい？？」
運命の人ですか??
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