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満開の桜の木の下で男の子と私が遊んでいる……
「待って、光也!」
「ほら、早く来ないと置いてくぞ!!」
光也は私を置いて走っていってしまう
「待ってよぉ…」
私は泣き出しそうになると光也は走って戻って来る
「全く、ほら行くぞ!!」
そう言って私の手を握り走り始める
着いた所はこの市で一番大きな桜の木……
大きな桜の木に行くには厳しい崖を登らなきゃ行けないけど私達が見つけた抜け道からは崖を登らなくても行ける
私達だけの秘密……
「鈴……」
「なぁに?」
「これ、鈴にあげる」
光也から渡された物
それは、桜の指輪
「ありがとう!」
私はにっこり笑っては指にはめる
「僕たち、大きくなったら結婚しよ?」
突然のプロポーズ
それは大好きな光也からのプロポーズ
「うんっ!するっ!!
私、光也と結婚するっ!!」
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