プロローグ

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夏海「な、なんですか?この絵は??」 士「さぁな…」 光写真館のメンバーはまた新たに変わった背景ロールを見つめていた。 『背景ロール』。 それは士たちが新たな世界に行く度に変わっていく物で、 それはその世界を指示すものであった…。 ユウスケ「G…??」 その絵柄は六本木にある某TV局であり、 その窓ガラスに 大きく(先程ユウスケが口走った)"G"と刻まれていたのである。 士「…ま、なんでもいいさ。どんな世界だろうが俺には関係ない」 士は、いつものようにクールに決める。 しかし、そんな様子を見て夏海はニヤニヤする。 士「…なんだよ、夏ミカン」 夏海「今回の士くんの役割は何なのかな、と思って」 ユウスケ「たしかに(笑) …てゆうか、士。お前その手の格好多くないか??」 二人に笑われた士はブスッと軽く拗ねた。
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