54人が本棚に入れています
本棚に追加
/74ページ
夏海「な、なんですか?この絵は??」
士「さぁな…」
光写真館のメンバーはまた新たに変わった背景ロールを見つめていた。
『背景ロール』。
それは士たちが新たな世界に行く度に変わっていく物で、
それはその世界を指示すものであった…。
ユウスケ「G…??」
その絵柄は六本木にある某TV局であり、
その窓ガラスに
大きく(先程ユウスケが口走った)"G"と刻まれていたのである。
士「…ま、なんでもいいさ。どんな世界だろうが俺には関係ない」
士は、いつものようにクールに決める。
しかし、そんな様子を見て夏海はニヤニヤする。
士「…なんだよ、夏ミカン」
夏海「今回の士くんの役割は何なのかな、と思って」
ユウスケ「たしかに(笑)
…てゆうか、士。お前その手の格好多くないか??」
二人に笑われた士はブスッと軽く拗ねた。
最初のコメントを投稿しよう!