菜月の暴走

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「ねぇ!そんなに気に入ったんならさ、私あの子の情報探ってこようか?まぁ、あれくらいかわいいと狙ってる男は多いと思うし、すでに彼氏がいるケースだと思うけどね―。」 もう俺は止まらない菜月節をただ呆然と聞くしかなかった。 「いや…俺、別にそこまでは…」 「なにいってんの!男って女と違ってまず視覚から入る生き物でしょ!」 「は?」 「だから、男の洸がかわいいと思った子がいるなら、それは恋に発展する確率が高いのよ。」 自信満々に言い切る菜月。 つーかそれは誰持論なんだ? 誰かこの暴走女止めろよ! チラッと淳也に目配せするが、知らん顔。 もとはといえばこいつが…!!! もーいーや。 好きにしてくれ…
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