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聿「お母さん…」
お母さんは手に二つのマグカップを持ちながら
あたしの部屋に入って来た。
聿母「はい、ココア」
聿「…ありがと」
あたしの大好きなココア…。
聿母「また唸されてたけど…
お父さんの夢??」
聿「…」
心配しているお母さんに向かって、無言のまま小さく頷いた。
ココアを飲むと、口いっぱいにココアの甘さが広がる。
美味しい…
聿「…あのさ、お母さん…」
聿母「ん??」
聿「さっきはごめんね…怒っちゃって…」
聿母「いいわよ、大丈夫。
お母さんもごめんね??勝手に高校変えちゃって…」
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