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苦笑いし、謝って来るお母さんに
あたしもちょっとだけ苦笑しながら…
聿「……あの…お母さん…
その、高校についてなんだけど…」
と、今一番重要なことを話し始めた。
聿「やっぱり…あたし男の人が怖い…。
中学生の時はお母さんがいたから頑張った。
だけど…
さすがにもう限界なの…
怖くて怖くて堪らない…。
ねぇ、あたしは大丈夫だからさ…
寮に行かなくても平気だからさ…
だから、女子校に行っちゃ駄目かな??」
さっき貰ったばっかりのココアを両手でギュッと握り締め
心臓をドキドキ鳴らしながらお母さんの返事を待つ。
聿母「…」
聿「…」
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