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「よっしゃぁ!!」
家に帰った裕也はひとりで喜びを爆発させていた。
顔からずっと笑顔が消えない、端からみれば明らかに変な人である。
だがそんなことはお構い無しに裕也のテンションはさらに上がっていく。
しかし、嬉しい反面緊張もしていた。日曜に告白をするつもりでいたからである、それが女の子に少し奥手な裕也なら尚更だ。
告白することを考えていると徐々にテンションも下がり今度は緊張で落ち着いてしまった。
告白か…俺にできるかな…
いや…
しなきゃ、男らしく告白するぞ。
「俊一にメールしとくか…」
裕也は俊一に、ゆきをデートに誘ったことをメールで伝えた。
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