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どれくらい時間が経ったのだろうか。
朦朧とする意識の中、目をあけるとそこは緑だけが広がっていた。
「...森。」
見渡すかぎり木ばかり。
突然地面が光り、意識を失い、目覚めると森の中にいる。
いくら考えても理解できない。
誘拐されたなんてことはないし、誰かがこんなところにオレを運ぶなんて無意味なことをするなんてことも有り得ない。
じゃあなんだ?
ワープでもしたというのか?
それもまた非現実的だ。
だだ周りには人の気配がない。
オレがいるのは森の中をはしる一本道の上。
どうやら進むしかないようだ。
そう思いオレはとりあえず太陽のある方向へと歩くことにした。
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