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いつのまにか、蓋をして、厳重に、鍵をかけた。 いつしかそんなことすら忘れて、その存在すら忘れた。 何で、忘れてしまったんだっけ? ああ、そうだ。 あまりにも大きく分厚い壁の前に、俺は、折れてしまったのだ。
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