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高校生になり、映画研究会という部活があることを知った。 俺は迷わず入部し、様々な映画を見て勉強した。 高校生にもなると、遊びの度合いも大幅にアップし、夜中に友達の家に集まったり、ちょっとでも面白おかしいものがあると、がはがはと笑って、退屈なんていうものが入り込む余地もなかった。 毎日がなにかしらの発見があって、新鮮だった。 同じ一日がまたとないということも、同じ時間が来ることはないということも、きちんと理解できていた。 ただただ、楽しかった。 全てが俺の為に存在していて、俺は世界に受け入れられていた。 俺は、人生ってやつは、このまま楽しいパターンで進むんだと信じ込んでいた。
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