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俺には大切な奴らがいた。
一緒に馬鹿やるヤツと、映画研究会のヤツ。
どっちも大切で、そして、仲間だった。
映画研究会には、映画を撮りたくて、そして映画のことが学びたくて入った。
題材は、昔の俺が練っていた様々なストーリーをと考えていた。
いつしか俺は、この大切な仲間たちとともに映画をつくりあげたいと考えていた。
しかし、待てども待てども、「映画撮影」の映の字も出てこなかった。
先輩に話を聞くと、
「撮影? この部活は映画見て、楽しむ部活だよ」
先輩はへらへらと笑っていた。
俺は、いつも、ハヤトチリ。
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