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街に出て数分後……裏路地にて、
「兄ちゃぁん、金貸してくんねえかな?」
しょっぱな三人組に囲まれた。
「痛い目見たくなかったら有り金全部出した方がええぞ?」
「兄貴ぃ、びびらせ過ぎですって。こいつ、今にも泣きそうですぜ~」
『ガッッハッハッハ』
「おいアルケミ! これ大丈夫なのか!?」
「まあ俺の言うとおりにしてみろ」
なんだか自信有り気だ。
「あいつらの頭の上に、鉄の塊を想像してみろ。」
三人組の頭の上の空間に鉄の塊を想像してみる。
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