Mr.ミットの倉庫

2/3
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
ワァー!!!!!!ワァー!!!!!!!! ジャックは今 自分のクルー達と こだます声援の ど真ん中にいた ここはMr.ミットの倉庫 毎日ここで 他のクルーとクルーが ストリートダンスで 戦う 出場するには 少しばかりのお金が かかるが 勝負に勝つことが できたら 賞金がもらえるのだ 相手は 迫力のあるダンスを みせてくる 客の声援が そのダンスに もっと迫力をつける だが、 ジャック達クルーは余裕の 笑みをみせる 相手のダンスが止まったと同時にジャック達クルーは タイミングよく音にのる よりいっそう客の声援が高まる 構成よくできたふり 完璧なダンス 一人一人がふりに気をとられず音をきいて 楽しそうに踊っている そんなジャック達クルーを見て客の声援はまたしても 大きくなった 客『いいぞ~!!!』 『いけー!!!』 しかし相手も負けてはいない ジャック達のダンスが止まったと同時に入ってくる またしても迫力のあるダンスをこれぞとばかりに見せつける だが、ふりに気をとられず音をきいて踊っているジャック達と比べて、相手のクルーはふりを意識し、こわばった顔をしている 余裕さは感じられない ダンスに大切なのは ふりではない 《音をきいて体全体で感じる》 そうすると、ふりを意識しなくても体が勝手に踊り出す ふりを意識しなくても踊れる=自信がつく そうなるとダンスを もっともっと楽しいと思うことができるはずだ
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!