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頭の中が白い蛍光でいっぱいになる
それと同時に例えようのない違和感が僕をせめ、自然とまぶたを開けてしまった
熟睡だったが、まぶたは意外と軽かったことに若干驚きつつ、僕は辺りを見回した
部屋の電気がついたままで、そこにはいつもと変わらない自分の部屋があった
どうやら、いつの間にか寝てしまっていたらしい
携帯で時刻を確かめる
「AM3:00」
まだ、こんな時間か、と思いつつも、眠気は全くなかった
いつもは7:30にアラームが鳴る
こんな時間に起きても意味はない
だけど、なぜか寝ると時間が無駄になりそうで、全てがダメになりそうで嫌な気がした
僕はすぐにそれを洗い流すかのように洗面所で顔洗い流し、タオルで顔を拭った
顔洗ってタオルで拭うと、新しい自分になった気がする
もしかして自分だけ?
そんな意味のない自問自答を繰り返しつつ、リビングのソファ深く座りこんだ
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