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早朝…うっすらと優しい太陽の光が部屋に差し込んで来た。その光を浴びた僕は目を覚まそうとして、ゆっくりと体を起こす。
頭がぼんやりしたまま窓の鍵に手をかけたら、触れた瞬間にピリッと冷たく全身の神経を張りつめさせた。
思わず僕は手をさっと退けてしまった。しかし、一呼吸置いてからもう一度鍵に手を触れ窓を開けた。
窓を開けた時、ヒュッと風が入って来て
「寒っ…」
の一言が。
だが、少し時間が経てば体も慣れて、確かに風が吹けば寒いがそうでなければさほどではなく、空気が澄んでいるとさえ思えた。
僕はゆっくりと呼吸をして、気分を落ち着かせた。
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