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（何だ聞く気が失せる気がするが……まぁ、いい。）
1つ息を吐いて言った。
｢何故お前は私に話かける？お前なら、他に話かける奴は居るはずだ。｣
｢…へ？｣
私が聞くと、本当に不思議そうに、此方を見ている。
実際あまり話しかけてほしくない。
私は、話をしたら駄目なんだ。
｢何故って…何で？｣
｢…は？｣
質問を質問で返され、多少イラついた。
｢質問してるのはこっち。答えて。｣
｢そーだね…。
…だってさ、寂しくない？１人で居るの。｣
ちょっと間が空いたと思ったら、寂しそうな笑みを浮かべて言った。
それでも…笑えている柊優が良いとは思えない。
それは、柊優が笑ってても、何だかちょっと声が震えていると思ったからだ。
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