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無視をして歩き出すと、横に来て歩き始めた。
「相変わらず無口な子だね…。話してるところ、一度も見たことない…。
何か話して?」
「うるさい。」
そう言うと、苦笑していった。
「うるさかった…?ごめんな。」
さっちまでハッキリと喋っていたが、その後に「明るくしてないと、自分を保てない…。」と言ったが、私の耳には届かなかった。
何かを言ったのはわかったから、聞き直した。
「…何。」
「いや、何でもない!
それよりさ、学校まで一緒に行っても良い?」
「…好きにしたら良い。」
そうだけ告げて先を歩くと、「それじゃ。」と言って横についた。
今まで一人で登校していたため、隣に誰か居るというのは慣れていなかった。
少しずつざわついてきて、しばらくすると学校の門についた。
先生や、男子達が柊優に話しかけている。
すると、女子がやって来た。
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