あの頃

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あの頃 僕はまだ18才で 抱えるものの大きさに ただ、潰されそうだった。 学校という鎖が切れれば、新しい世界へ踏み出せば… そう思う事にさえ …疲れていた。 もういっそ、 潰れてしまいたかった。 『いじめ』 なんて、そんな大きな話じゃなくて… 自分の内にある想いを、伝えられる人がいなかった。 気付いた時にはもう 僕は『僕』だったから…
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