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―アスベルside―
「ひゅ、ヒューバートに嫌われた……」
お、俺、ヒューバートコレクション見てただけなのに……っ
～回想～
あぁあっ、もう、ヒューバートは可愛いなあっ！
俺は、小さいころから持っているヒューバートコレクションを眺めていた。
おねしょして泣いた時のヒューバート、俺がけがをして心配そうにしているヒューバート、お風呂に入っているヒューバート、笑っているヒューバート、俺とツーショットのヒューバート……などなど。
そしたら……
「やっほぉアスベルっ！なにニヤニヤしながらみてるのかなー？」
「パッ、パスカルっ！い、いや、ななななななんでもないっ！」
せっかく集めたコレクション、例えパスカルだとしても見せたくない！
「あっやしいなぁ……？」
パスカルは目を細めて俺を見ると、「えいっ！」という掛け声とともに俺からヒューバートコレクションを奪い取ろうとした。
「うわ、ちょ、やめっ」
だから、俺はコレクションを死守しようとしてた時――。
「兄さん、明日の事なんですが……っ」
そして、みなさんも知っての通りって事だ……っ！！
ヒューバートぉおおおぉおおっ！！！
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