88人が本棚に入れています
本棚に追加
邪流*我家 後×谷
谷田部side
「………」
「………」
気まずい…
ロケバスの隣が後藤くんになっちゃった
後藤くん苦手なんだよね…
僕の方が先輩なのに
『おい谷田部!』
ってしか呼んでくれないし、厳しいからいつしか苦手な存在になってしまった
「はあ…」
後藤くんはずっと黙ってるし…
寂しいな
「…ん」
「後藤くん?」
「…すぅすぅ」
「寝てる…の?」
そしてその時
コテン
「っ!!//」
後藤くんの頭が僕の肩に乗っかってきた
「ごっ後藤くん?!//」
「すぅすぅ…」
どうしよう
緊張する
ドキドキする
…え
なんで僕後藤くんにドキドキしてるの?
後藤くんは苦手な人なのに…
目的地までの距離は短かったけれど僕にとってはとても長く感じた
そして後藤くんの頭が乗った肩がとても熱く感じた
end
後藤さんに対する気持ちに気付かない谷田部さんを可愛くかきたかったのに(泣)
最初のコメントを投稿しよう!